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子供の鉄欠乏性貧血を防ぐ

健康な成長期の子供の消化吸収は、その年齢によっても変わります。
子供がおこしやすい病気のひとつに、鉄欠乏性貧血という症状があります。
乳幼児に関しては成長、発達に影響があり、年長児に関しては成長と学業に影響があります。
乳幼児の場合、まだ消化機能の充実が足りなく、母乳に含まれる鉄分が不足すると、成長期であるために貯蔵している鉄分を使いきってしまします。
乳幼児には一日あたり5mgの鉄分を必要としています。
母乳に含まれる鉄は1?あたり1mgと少なく、この時期あたりに鉄欠乏性貧血がおこります。
成長期の6カ月以降には、貧血を起こすと免疫が低下し、感染症を起こしやすくなります。
また、子供の場合の貧血の見分け方は、肌の色が悪くなる、毛が抜けることが多くなる、血色が悪くなる、目の粘膜が白くなる、などがあります。
年長児の場合、動悸、息切れ、だるくなる、めまいがするなどの症状として現れます。
鉄欠乏性貧血の場合、治療方法としては、鉄剤の投与があげられます。
治療期間は2カ月から4カ月ほどです。
状況を見て投与の期間は決められます。
また、医師から食事改善の指導があります。
鉄を含む食材には、肉類・アサリ・ブリ・ホウレンソウ・大豆・ゴマ・ヒジキ・ノリなどがあげられます。
肉類の中で鉄分の多いものはレバーです。
治療期間はタンニンを含むお茶や緑茶の摂取を制限します。
タンニンは、鉄の吸収を阻害します。
食事の内容を検証し、医師のチェックを受け、改善をします。
また、年長児になると、偏食が原因で貧血を起こします。
アレルギーのある子供などは、食事制限などの配慮で起こすこともあります。
アレルギーの場合でも、原因になりにくい肉類などに鉄がふくまれています。
また、貧血だと疑われた場合の検査方法は、血液検査です。
この血液検査では、血清鉄の値と、末梢血液像を調べます。
赤血球の色素・濃度も調べます。
さらに、心雑音が症状として現れるので、それも検査します。